2.自家製ヨーグルトの作り方

ヨーグルトの作り方のポイントとは乳酸菌を発酵させるポイントということになります。このポイントを知らないと失敗した時の理由が分からず、無駄な失敗を繰り返してしまいます。

栄養満点の牛乳を40℃台の温度に保つということは、酸菌以外の雑菌にとっても絶好の繁殖環境ですので、速やかに乳酸菌発酵を進めることがとても大切です。なぜ大切かというと、乳酸菌発酵が進んで、酸性度がある一定値より高くなると、雑菌が繁殖できなくなりやがて死滅するからです。

実は自分でヨーグルトを作ろうと思うと意外に失敗することが多いことが分かります。牛乳にヨーグルトを混ぜて温めるだけと思っていると、うまく固まらないこともよくあります。また、逆にポイントを知っていると自分好みのヨーグルトを作りやすくなります。

ヨーグルト作りのポイントは「種菌」「原料乳」「温度設定」「発酵時間」「衛生管理」です。

では、自家製ヨーグルトを作るための手順を見ていきましょう。

用意するもの

・パック入りの牛乳(500ml、1000mlのどちらでも良いです

・種にするヨーグルト(市販のヨーグルトなら何でもOKというわけではありません詳しくは後述します)または市販の種菌

・市販のヨーグルトメーカー


・種菌用耐熱瓶


・牛乳パックシリコン蓋

それでは実際のヨーグルトの簡単で安全な作り方をお伝えします!

作り方の流れは以下の通りです。

・牛乳を電子レンジで温める

・種にするヨーグルトを入れて混ぜる

・ヨーグルトメーカーに入れて保温する

・種菌を確保する

・発酵が終わったら冷蔵庫に入れる

牛乳を電子レンジで温める

冷蔵庫から出したばかりの冷たい牛乳で作ると失敗する可能性があります。

まず、牛乳パックの封は開けずにパックまるごと電子レンジで500mlなら1分~2分、1000mlなら2分~3分温めます。爆発しないか少し心配ですが大丈夫です!ただし、時間はまちがえないように!!

速やかに乳酸菌発酵を進めるためには、始めから牛乳が温かい方が良いからです。

あまり牛乳が熱すぎると種のヨーグルトを入れた際に乳酸菌が死んでしまうので、理想は40℃くらいですが、正確に牛乳の温度を測ろうとすると温度計を使わなければいけません。

そうすると今度は温度計を熱湯消毒する必要が出てきて面倒なので、ここはパックを触ってみて人肌くらいの温かさならOKです。日本酒の人肌ぐらいな?(笑)

種にするヨーグルトを入れて混ぜる

温めた牛乳の封を開け、そこに種にするヨーグルトを入れます。

種にするヨーグルトも、牛乳もなるべく雑菌が混入しないように入れる直前に封を開けることがポイントです。乳業メーカーの工場はとても清潔で、雑菌が混入しない環境で作られているため、未開封の状態であれば雑菌は存在しません。煮沸消毒をしても良いのですが、開封後に素早く混ぜる方が清潔で、手間が少なく安全で良いと思います。

また、種にするヨーグルトもドリンクタイプがおススメです。固形タイプでももちろんヨーグルトは作れますが、固形タイプの場合、牛乳パックに入れる際にスプーンを使わなければいけないので、スプーンを熱湯消毒するのが手間です。ドリンクタイプなら開けてそのまま注ぎ込めばよいので清潔です。牛乳に種のヨーグルトを入れたら、パックのふたを押さえて良く振ってください。その時牛乳クリップが便利です。

箸やスプーンなどで混ぜたいところですが、やっぱり熱湯消毒するのが面倒なので、そのまま振って混ぜるのが良いです。

ヨーグルトメーカーに入れて保温する

種にするヨーグルトも、牛乳もなるべく雑菌が混入しないように入れる直前に封を開けることがポイントです。乳業メーカーの工場はとても清潔で、雑菌が混入しない環境で作られているため、未開封の状態であれば雑菌は存在しません。煮沸消毒をしても良いのですが、開封後に素早く混ぜる方が清潔で、手間が少なく安全で良いと思います。

また、種にするヨーグルトもドリンクタイプがおススメです。固形タイプでももちろんヨーグルトは作れますが、固形タイプの場合、牛乳パックに入れる際にスプーンを使わなければいけないので、スプーンを熱湯消毒するのが手間です。ドリンクタイプなら開けてそのまま注ぎ込めばよいので清潔です。牛乳に種のヨーグルトを入れたら、パックのふたを押さえて良く振ってください。その時牛乳クリップが便利です。

箸やスプーンなどで混ぜたいところですが、やっぱり熱湯消毒するのが面倒なので、そのまま振って混ぜるのが良いです。

牛乳と種のヨーグルトを混ぜ合わせたら、ヨーグルトメーカーに入れて保温してください。発酵に要する時間は季節や種にするヨーグルトの鮮度にもよりますが、夏場で8時間~11時間位、冬場で10時間~13時間位といったところです。

これは何度かやってみて、最適な時間を見つけてください。発酵時間が短すぎるとサラサラで美味しくないですし、長すぎると酸っぱくて美味しくないので、やはりちょうど良い時間で発酵を止めるのが大切です。

発酵が終わったら冷蔵庫に入れる

発酵が終わったら冷蔵庫に入れて保存してください。そのままにしておくとどんどん発酵が進んで、酸っぱくなり過ぎて美味しくなくなります。

種菌の確保する

出来上がったヨーグルトから種菌を採取します。その時耐熱ガラス瓶とスプーンの熱湯消毒を忘れずに行ってください。

できたヨーグルトは一週間以内を目安に食べてくださいね!

厳選生活

毎日の生活をチョットした工夫で最高のクオリティーに変えるご提案!