3.種菌はどこで手に入る?
種菌
種菌とはヨーグルトの元となる乳酸菌のことです。種菌がヨーグルトの特徴(味や効果など)を決定づける非常に重要なものです。
種菌によって作り方(発酵温度や発酵時間など)が変わりますので、ヨーグルトを作る際にまず始めに決める必要があるのが「種菌」です。
種菌を選ぶ基準は「形態」と「乳酸菌の種類」です。
一般の人は乳酸菌単体の種菌を入手することは難しいので、通常、種菌の「形態」として以下の3つの中から選ぶことになります。
・市販ヨーグルト、乳酸菌飲料
・市販の種菌
・自家製種菌
自分の好みの味や目的の乳酸菌の機能があるものを選びましょう。
さらに、ペクチンやゼラチン、人工甘味料、ゲル化剤の類が入っていないものを選びましょう。
上記の観点からみると、プレーンヨーグルトがよいでしょう。
市販のヨーグルトは、乳酸菌の種類の記載はできますが、乳酸菌それぞれの機能について書くことは法律によって禁止されているようです。
よって、乳酸菌それぞれの機能については、ご自分で調べていただくしかないようです。
下記が自家製ヨーグルトに成功した商品です。
健康効果があるといわれる人気の商品の多くは、ヨーグルトにすることができました。
固形タイプ
明治ブルガリアヨーグルト(明治乳業)
R-1ヨーグルト(明治乳業)
PA-3ヨーグルト(明治乳業)
LG21(明治乳業)
ビヒダスプレーンヨーグルト(森永乳業)
ナチュレ恵ヨーグルト(雪印メグミルク)
※商品名の頭に”ナチュレ”が付くものじゃないとできません。”ナチュレ”が付かないものはダメなのでご注意ください!
ソフール(ヤクルト)
ダノンビオ(ダノン)
ダノンデンシア(ダノン)
オイコス(ダノン)
朝食BifiX(グリコ)
おいしいカスピ海(グリコ)
プラズマ乳酸菌ヨーグルト KW乳酸菌プラス(小岩井乳業)
カスピ海ヨーグルト(フジッコ) ほか
ドリンクタイプ
明治ブルガリアヨーグルト(明治乳業)
R-1ヨーグルト(明治乳業)
PA-3ヨーグルト(明治乳業)
LG21(明治乳業)
恵ヨーグルト(雪印メグミルク)
ビヒダスのむヨーグルト(森永乳業)
ヤクルトジョア(ヤクルト)
カラダへの贈りものプラズマ乳酸菌のむヨーグルト(小岩井乳業) ほか
お好みのヨーグルトはありましたか?
市販の種菌
乳酸菌の信頼性を求めるなら「市販の種菌」でしょう。
インターネットの通販や、ドラッグストア、大きめのスーパーなどでも手に入れることができます。売り場を注意して見てみてください。
安定した品質のヨーグルトが作れるというメリットがあり安心です。
種菌によって、温度や発酵時間がそれぞれ違うので、添付の注意書きは必ずよく読みましょう。
自家製種菌
誰か身近な人が作っていれば、それを種として分けてもらうのもいいでしょう。
自分で作ったものを種にして、作り継いでいくこともできます。
自家製のものは、変質が心配ですので注意して取り扱ってください。
自分で作っているものでも人から頂いたものでも、うまく発酵が進まなかったり、異臭がしたらすぐに処分しましょう。
自家製のものは、最大10回ほどで酸味が薄くなったり、固まらなくなるなどが起こるようです。
乳酸菌が弱ってしまう限界値のようですので、新しいヨーグルトでチャレンジしてみてください。
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